トルコ発、The Ringo Jetsのアルバムについて。初期衝動全開、振り切りまくったガレージロック

こんにちは。

The Ringo Jetsは2011年に結成されたトルコ出身のロックバンドです。

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ジャンルとしては、ガレージ/サイケデリック/ガレージロック・リバイバルあたりになるのでしょうか。
60’sの熱いガレージサウンドを、00’s以降の現代的なフィルターを通して演奏しています。


2013年に起こった独裁政権エルドアン大統領への反対運動「トルコの春」の空気感を含んだ1stアルバムがトルコで称賛を集め、その勢いは瞬く間に国外へ伝播。そして、Pixies、Battles、Portishead、The Sonicsといった大物との共演を含むヨーロッパツアーを実現しています。

2022年1月現在、The Ringo Jetsは2作のフルアルバムをリリースしています。
本記事では、その全てを紹介します。

The Ringo Jetsのアルバム一覧

これからリリース順にアルバムを見ていきますが、文字だけでは分かりにくいと思って相関図を作成してみました。

では、本題に入りましょう。

(1st)The Ringo Jets

初期衝動全開、ひたすらカッコいいガレージロックを本能のままに炸裂させています。

良い意味で粗く、暴力的なまでにブルース。古めかしい音楽をやっているはずなのに現代的なセンスが消えることはありません。

ぶっきらぼうに叫ぶ男女ボーカル、血潮たぎるファズ全開のエレキギター、シンプルながらも暴力的にうねるベース、全力で突き進むドラムス。やっていることは極めてシンプル、バカでかい音と誰にも負けない勢いで圧倒するべくロックしまくっています。

ブルージーでノイジーな音の乱舞は迫力満点、この気迫はそうそうお目にかかれないでしょう。

やってることは極めてストレート、しかしそのサウンドからは振り切った魅力・破壊力が一貫して放たれています。


タガが外れたロックンロール、此処に在り。他の追随を許さないビートの豪雨に、ロックの真髄と真骨頂がずっしり詰まっています。

隠れた傑作、もっと世界的に評価を受けるべきではないでしょうか。

(2nd)Open Sesame

ブルース・ガレージ・ロックンロール。その魅力を濃密に炸裂させつつも、前作よりも若干ソリッドな雰囲気になっているのが特徴でしょう。

緩急のつけ方、展開の意表、メロディのメリハリ。若干。その差はあくまでも若干です。しかし、その若干の洗練がサウンド全体に少なからず作用しています。

基本的には前作の延長線上にあり、同じように楽しめる作品であるのは間違いでしょう。

ワイルドな男女ボーカル、ブルージィにうねりまくるエレクトリックギター、バシッと息を合わせてガレージなビートを刻むベースとドラムス。タメを効かせた楽曲構成がやや目立つようになっており、ぐっと引き寄せたところで一気に魅せる展開も素晴らしいところです。

サイケデリックで、時々ソウルフル。妖しく煙む60’s~70’sなサウンドが、野性味あふれる緊張感をもたらしています。

こちらも素晴らしいアルバムです。

主要参考サイト

https://www.youtube.com/user/theringojets

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