『オデュッセイア』について。英雄の冒険活劇と親子の絆。~簡単なあらすじとともに~
こんにちは。 紀元前文学第28回は、古代ギリシアを代表する流浪の英雄譚『オデュッセイア』です。 トロイア戦争を描いた叙事詩『イリアス』に登場する英雄の一人オデュッセウスが様々な困難を乗り越えて故郷を目指す流浪譚であり、古…
こんにちは。 紀元前文学第28回は、古代ギリシアを代表する流浪の英雄譚『オデュッセイア』です。 トロイア戦争を描いた叙事詩『イリアス』に登場する英雄の一人オデュッセウスが様々な困難を乗り越えて故郷を目指す流浪譚であり、古…
こんにちは。 紀元前文学第25回目は、古代エジプトの『サトニ・ハームス奇談』です。プトレマイオス朝という古代エジプト文明の最終期に書かれたということもあり、多くの注目を集めている文学作品とは言えません。しかし、古代エジプ…
こんにちは。 紀元前文学第21回は古代ギリシアの『イリアス』です。アカイア(ギリシア)軍とトロイア軍との戦いを描いた英雄譚であり、古代ギリシア文明が生んだ最古にして最高の叙事詩とも称されることもあります。 同じくホメロス…
こんにちは。 『ブッダチャリタ』は、1~2世紀頃のインドで成立したブッダの生涯をまとめた伝記です。 ブッダの全生涯を記したものとしては最も成立年代が古く、完全な仏伝とされています。 著者はクシャナ朝カニシュカ王にも尊敬さ…
こんにちは。 バビロンは、古代オリエント世界において最も繁栄した都市の一つです。 その映画は後代まで響き渡り、「バベルの塔」、「空中庭園」、「バビロン捕囚」などが多くの作家、芸術家、宗教家の心を惹きつけてきました。 本書…
こんにちは。 『B.C.1177 古代グローバル文明の崩壊』は古代オリエントに関する研究書です。 いわゆる『海の民』の登場によって引き起こされたとされてきた紀元前12世紀の古代オリエント世界の文明崩壊を、最新の考古学的研…
こんにちは。 『アステカ王国の生贄と祭祀』は茨城大学や中央大学などで非常勤講師をされている岩崎賢先生による著書です。 日本語では非常に珍しいアステカ文明に関する研究書です。とっても面白かったので個人的に印象的だったところ…
こんにちは。 紀元前文学第16回、メソポタミアから『ギルガメシュとアッガ』です。 『ギルガメシュ叙事詩』の主人公としても有名なギルガメシュを主役に沿えた短編の物語です。紀元前二千年紀前半の粘土板に記されていた物語であり、…
こんにちは。 今回は古代オリエントです。 「聖書時代史」は聖書に描かれる時代について聖書の記述をそのまま受け止めるのではなく、実情としてどうだったのかを論じています。アブラハムから古代ローマに及ぶ幅広い時代について、最新…
こんにちは。 今回は平安時代です。『平安京のニオイ』は平安京における「ニオイ」について論じた一冊です。 偉大な人物がどれほど偉大なことをしたのか、というような我々がイメージする歴史のスタイルとは大きく異なる、人々の暮らし…