2018年のエジプト奇譚(アクセル旅行記・最終回)part.10 ナイル川に浮かぶ有人島&数千年前の大失敗編
※過去の記事はこちら 「友達」とサヨナラ そして、エジプトを観光できる、最後の一日が始まる。 確か、この日は宿の主人アブドゥルにノックされて目が覚めたような気がする。 「朝飯を用意するから屋上に来い!」 と、元気よくどな…
※過去の記事はこちら 「友達」とサヨナラ そして、エジプトを観光できる、最後の一日が始まる。 確か、この日は宿の主人アブドゥルにノックされて目が覚めたような気がする。 「朝飯を用意するから屋上に来い!」 と、元気よくどな…
※過去の記事はこちら アブ・シンベルにさよならを そして、この旅で一番こころに響いた一日が始まる。 アブ・シンベルでの目覚め。前日と変わらぬ、ホテルの光景。 頑張った甲斐あって、エジプト最南端までたどり着いた。 疲労感も…
※過去の記事はこちら アブ・シンベルへの旅路 アスワンへの列車 翌朝、私はアブ・シンベルに向けて旅立った。 まずは列車でナイル川沿いにアスワンまで南下し、そこから飛行機で最南端のアブ・シンベルへ向かう。 飛行機は高い。ゆ…
※過去の記事はこちら ルクソール2日目後半 ルクソール2日目の午後から話を始める。 ファラオと別れた後、私はまだ昼食を取っていないことに気づいた。取り急ぎ、ホテルのテラスで昼食を取る。 タジン鍋。味はトマトとニンニクっぽ…
※前回までのエピソードはこちら ファラオとの出会い さて。ルクソール2日目である。 初日はナイル川の東側を回っていたが、2日目は西海岸を見る。 古代エジプトでは東側が生者の世界で、西側は死者の世界。ルクソールもそうだけど…
※前回までのあれやこれやはこちら ギザ駅での出会い というわけでホテルを発った私は、夜行列車に乗るべくギザ駅に向かったのであった。 道中思ったことは……なんだっけかな……。相変わらず道路がやたらに複雑な構造をしとるなあ、…
※前回までのくだりはこちら 陰鬱な目覚め 高い金を払って海外まで足を運んでいるというのに、目覚めの瞬間がただただ憂鬱であった。 最初の2日間で、私の心は完全にへし折られていた。フルボッコ。ボッコボコ。スマートフォンから鳴…
※ほかの記事はこちらを エジプト考古学博物館 というわけで、2日目はエジプト考古学博物館に行くことにした。 なんせ本場エジプトの博物館である。どれほど心躍らせる浪漫に溢れた発掘物が展示されているのであろうか。なんて心中で…
身体は正直、水不足 ※他の記事はこちら というわけで、どうにか部屋についたのであるが。とりあえず、一息付けた。だが、私は気落ちの極致にいた。 窓から見えるピラミッドにも気持ちは高ぶらぬし、窓の下を行きかうエジプト人たちが…
※他の記事はこちら ただの海外旅行に過ぎぬわ!と言われれば、ごもっともであるとしか言いようがない。だが、素晴らしい経験をさせてもらい、見聞を広められたのは事実である。 あの時、確かに世界が広がったような気がした。自分探し…