Satellite / The Player Piano 聡明にしてボーカルレスなエモ・ポストロック 

こんにちは。

The Player Pianoはアメリカ・ユタ州出身のエモバンドです。
彼等の特徴としては、ほぼボーカルレスなスタイルになるでしょう。

活動期間は2003年から2004年と非常に短いものでしたが、楽曲クオリティの高さに世界各地で局所的な激賛を得ていたようです。

そんな彼等のファーストアルバムは最初1000枚しかプレスされなかったこともあり、ほとんど手に入りませんでした。
そんなデビュー作にボーナストラックを加えて、2007年にリイシューしたのがSatelliteです。

Sattelliteの魅力 The Player Pianoのエモさと聡明さ

特徴は、激情前回のエモ感でしょう。

爆発するときのエネルギーたるや「なんて壮大な」の一言です。

決して疾走感があるわけではありません。
しかし、青臭い琴線をがんがん響かせ、その勢いで聴き手の心全体を揺さぶってきます。

もちろん爆発しないタイプの曲も魅力的です。
美しいアルペジオを幻想的に絡めあう曲もあれば、ポストロック的な音色の複雑さや奥行きの深さをじわじわと創っていく曲もあり。

そして、どちらもエモ的シンプルさを失わぬままで構築しています。

瑞々しく透明な爆発感も、タメの時の切なく美しいアルペジオも。
シンプルなんだけれども細かいところまで気配りが出来ています。
激情感は一切失わていないのに。

そういった全体のバランス感覚から受けるのは、彼等は知的で聡明な人物なんだろうなという印象です。
エモ・サウンド全体を覆う澄み切った知性こそが、彼等最大の特徴と言える出しょう。

The Player Pianoがコアな人気を誇った原因

彼等は学業に専念するためにバンドを解散させてしまいます。
そして、局所的に人気が出たのは彼等が解散した後だったそうです。
後に残るのは、激少プレスなアルバム一枚。
なるほど伝説になるにはぴったりの状況ですね。

多くのアルバムが聞けなかったのは残念ですが、伝説感を楽しむのもまた一興でしょう。


それでは。

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