天真爛漫なポップ・エレクトロニカ I Am Robot And Proud /The Electricity in Your House Wants to Sing



こんにちは。


I Am Robot And Proudはカナダ出身のShaw-Han Liemによるソロ・プロジェクトです。

エレクトロニカというカテゴライズが一番適切でしょう。
電子音と生楽器によって生み出されるポップでキュートなサウンドが特徴です。


そんな彼の名をエレクトロニカ界隈の外側まで押し広げたのが、2006年リリースの本作The Electricity in Your House Wants to Singです。

The Electricity in Your House Wants to Singの魅力 I Am Robot And Proudサウンドの最適解の一つ

I Am Robot And Proudの魅力は、おもちゃのように可愛らしいポップネスです。
そして、本作は特に彼の魅力が最適解として示されるよう隅々までバランス良く気配りが出来ています。

小気味よく跳ね回る天真爛漫なビート。
自由気ままに飛び回るシンセ。
あたたかな体温を楽曲に添えるギターやピアノといった生楽器。
アットホームなアナログさが漂うドラム・サンプル。
心地の良いグリッチ。
そして、隠し味のようにほんのり鼻先をかすめる中国的な旋律。

その全てがささやかな幸福感を紡ぎだしていきます。

アルバムを通して、大きな曲展開やエモーショナルな物語はありません。
しかし、ハートウォーミングで無邪気なサウンドは、まるでゆっくりと通り過ぎる子供たちの行進のようです。
どの角度から見ても完全無敵でキュートなポップネスは決して見飽きるものではありません。


表裏のない子供が一生懸命作ったお菓子のような、ハンドクラフト的な魅力が漂う一作です。




それでは、また。

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