こんにちは。
ヒエログリフ文法語り第8回にして、人称代名詞編完結のep.3。
今回は独立代名詞です。
既に満身創痍ですが、立ち止まったら再起不能になる気がします。
もちろん例のごとく面倒くさいことはすっ飛ばし、駆け抜けましょう。
独立代名詞の機能と活用(ヒエログリフ文法の厄介ポイント)
独立代名詞の役割は2つです。
- 名詞文の主語になること
- 形容詞の主語になること(ただし、一人称のみ)
以上です。
他の人称代名詞編よりは覚える量が少ないですね。
(名詞文って何だっけ?という方はこちらを。)
(形容詞?という方はこちらを。)
では、順番にもう少しだけ詳しく見てみましょう。
名詞文の主語になること
文字通りですね。活用表、例のごとくチラ見しておきましょう。

まあ、こんな感じです。
ただし、気をつけておかなくてはならないことがあります。
独立代名詞を主語にする場合、語順に変化が生じるということです。
普通は(1)補語(2)主語という並びになります。
それが独立代名詞が主語になると(1)主語(2)補語になります。
最初に主語が来るようになるのです。

ちなみに三人称については語順の変化が起こらない場合があります。
指示代名詞が主語して使われるケースです。

形容詞の主語になる(一人称のみ)
形容詞文の主語が代名詞だったら普通は従属代名詞が使われます。
ただし、一人称の場合だけは独立代名詞が使われます。
少し例文を見てみましょう。

ただ、文法的には名詞化された形容詞が使われているので名詞文ということになるらしいのですが…。
まあ、深いことは深いところにたどり着いたときに考えましょう。
たどり着く前に飽きるかもしれないし。
結び ヒエログリフ文法のめんどくささ
いかがでしたか。
とりあえず人称代名詞が終わりました。
そして、次回は動詞です。どうしようか。
それでは。

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